日本の湖の透明度ランキング

日本の湖の透明度ランキング

1位 摩周湖(北海道)28.0m
2位 倶多楽湖(北海道)22.0m
3位 支笏湖(北海道)17.5m
4位 パンケトー(北海道)14.0m
5位 菅沼(群馬県)13.2m
6位 ペンケトー(北海道)11.3m
7位 本栖湖(山梨県)11.2m
8位 洞爺湖(北海道)10.0m
9位 青木湖(長野県)9.8m
10位 サロマ湖(北海道)9.4m

参考:理科年表2007年

写真:日本一の透明度を誇る摩周湖

湖の透明度ランキング1位は、摩周湖です。幻想的な雰囲気とともに知名度の高い湖で、バイカル湖と透明度1位を争っている世界有数の透明度を誇ります。

摩周湖は1931年に41.6mの透明度を記録し、湖沼透明度の世界記録として、今も破られていません。2位は、1911年にバイカル湖で計測された40.5mです。

4位のパンケトーと、6位のペンケトーは、釧路の阿寒湖近くにある湖で、昔は3湖で古阿寒湖を形成していたものが1万年前の噴火で堰き止められて独立した湖になったと考えられています。

湖の大きさランキングではベスト10のうち5つを北海道が占めましたが、透明度ランキングでは7つが占め北海道の大自然に抱かれた湖が上位を独占しています。

透明度が高い原因は、貧栄養化です。1位の摩周湖は、流入する川が1本もなく、透明度を落とす原因のプランクトンの発生が少ないことが大きな理由です。摩周湖も夏と冬で透明度に大きな違いがあり、植物プランクトンが発生しやすい夏場には透明度が落ちるのです。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク