温泉番付
<東>
1位 草津温泉(群馬・上州草津温泉)
2位 那須温泉郷(栃木・野州那須の湯)
3位 上諏訪温泉(長野・信州諏訪の湯)
4位 湯河原温泉(神奈川・豆州湯河原の湯)
5位 芦之湯温泉・箱根温泉(神奈川・相州足の湯)
6位 岳温泉(福島・陸奥嶽の湯)
7位 伊香保温泉(群馬・上州湯川尾の湯)
8位 鳴子温泉(宮城・仙台成子の湯)
9位 蔵王温泉(山形・最上高湯の泉)
10位 鶴の湯温泉(東京・武州小河内原の湯)
<西>
1位 有馬温泉(兵庫・摂州有馬の湯)
2位 城崎温泉(兵庫・但馬城の崎の湯)
3位 道後温泉(愛媛・予州どふごの湯)
4位 山中温泉(石川・加州山中の湯)
5位 阿蘇内牧温泉(熊本・肥後阿蘇の湯)
6位 浜脇温・別府温泉(大分・豊後浜脇の湯)
7位 雲仙温泉(長崎・肥前温泉の湯)
8位 霧島温泉郷(鹿児島・薩摩霧島の湯)
9位 別府温泉(大分・豊後別府の湯)
10位 山鹿温泉(熊本・肥後山家の湯)
※諸国温泉功能鑑を現在の通称に変えてランキングにしました。カッコ内は番付での呼称。
大関→1位 関脇→2位 小結→3位・・・という順番になっています。
写真:西の大関の有馬温泉と江戸時代の諸国温泉功能鑑(黒摺)
江戸時代に作成された温泉番付です。作られた時代によって様々な温泉番付がありますが、このページでは江戸時代後期1817年(文化14年)に書かれた「諸国温泉功能鑑」を表記しました。
東の1位は、草津温泉。西の1位は有馬温泉と、今でも名湯として名高い温泉が1位にランクされています。
東の10位の鶴の湯温泉は、1957年に小河内ダム建設により温泉郷は湖底に水没しましたが、1991年、源泉汲み上げポンプを補修整備することによって温泉は復活しました。